はじめに
赤ちゃんがこっちを見て笑ってくれた…!
そんな瞬間、思わず涙がこぼれそうになった経験はありませんか?
それ、もしかすると「社会的微笑」かもしれません。
生まれたばかりの赤ちゃんの“笑顔”は反射による「新生児微笑」であることが多いですが、生後1〜2か月頃からは感情を伴った笑顔が見られるようになります。
今回は、赤ちゃんがパパやママに笑い返してくれる“社会的微笑”について、
- 社会的微笑とは何か?
- いつから見られるようになるのか?
- どんな反応をすると笑い返してくれるのか?
- 僕が初めて笑い返された瞬間に感じたこと
などを、実体験を交えながら解説していきます。
新生児微笑についてはこちらの記事で紹介しています!
社会的微笑とは?

社会的微笑(しゃかいてきびしょう)とは、赤ちゃんが人の顔や声などに反応して意図的に見せる笑顔のことを指します。
社会的微笑の特徴
- 目を見つめて、パパやママの顔を見て笑う
- 声や表情、ジェスチャーに反応する
- 「かわいいね」「にっこり〜」など声かけにも反応する
この笑顔は、脳の発達によって「嬉しい」「楽しい」という感情が生まれた結果。
つまり、赤ちゃんが“自分の意思で”パパやママに向かって笑ってくれるようになるのです。
社会的微笑はいつから見られるの?

一般的に、社会的微笑が見られるのは生後6〜8週(1か月半〜2か月頃)が目安とされています。
週数と社会的微笑の目安
- 生後5~6週:顔をじっと見つめるようになる
- 生後7〜8週:声や表情に反応して笑うようになる
個人差はありますが、視力・感情・愛着形成のステップが揃ってくると、社会的微笑がぐんと増えてきます。

うちの子は、生後5週頃から親を目で追うようになって、6週目頃から社会的微笑が見られるようになったこ~
なぜ笑ってくれるようになるの?
赤ちゃんが笑顔を見せてくれる背景には、心と脳の発達が密接に関係しています。
笑ってくれる主な理由
- 視力の発達で人の顔が認識できるようになる
- パパママの声が聞き分けられるようになる
- 感情を表現したいという社会性が芽生えてくる
- 愛着形成が始まり、身近な人とつながりたい気持ちが出てくる
“笑う”=親と関係を築こうとする第一歩とも言えます。

我が子の笑顔を見られるだけで幸せだけど、発達が進んでいると思うともっと幸せたこね~
僕が笑顔を見るために意識していること

赤ちゃんが自然に笑うのを待つのももちろんOKですが、こちらからの関わり方次第で“笑顔スイッチ”が入ることもあります。
僕が我が子の笑顔を見るために実践していること
- 顔の距離を近づけて、高めの声で話しかける
- 表情を大げさにする(にっこり+眉も下げる)
- リズム感のある動作(ゆっくり左右に揺れるなど)
- 名前を呼び、そこから「可愛いね」など短く声をかける
あくまで赤ちゃんの機嫌やタイミング次第なので、無理に笑わせようとしないことが大事です。

と言いつつ、僕はいつも子供の笑顔見たさに無理に笑わせようとしちゃうたこ~
社会的微笑が見られないけど大丈夫?
「まだ笑ってくれない…」「反応が薄い…」と感じる方もいるかもしれません。
でも、焦る必要はまったくありません。
- 見逃しているだけかもしれない
- 赤ちゃんによって発達ペースは異なる
- 昼夜のリズムや機嫌の波が大きい時期
1〜2週間の差はよくあることです。
とはいえあまりにも社会的微笑が見られなくて心配な場合は、健診時に小児科で相談してみましょう。
成長発達の相談にも乗ってくれるので安心です。

「笑わない=異常」じゃないたこ~個性もタイミングもバラバラたこよ~
おわりに

社会的微笑は、赤ちゃんが親と関係を築く最初のサインです。
僕も初めて「これは新生児微笑じゃない笑顔かも!」と思った瞬間、嬉しかったのを覚えています。
ぜひ、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみながら、笑顔が返ってくる日を楽しみにしていてくださいね。
僕が娘の社会的微笑に気付いたのは、顔を見て「可愛いね」と声をかけたときに笑ってくれたのがきっかけだったこ~