新生児育児、夫婦の分担どうする?産後3週間で見えた“うまくいく形”とは【新米パパの記録】

新生児育児、夫婦の分担どうする?産後3週間で見えた“うまくいく形”とは【新米パパの記録】

はじめに

子どもが生まれて3週間。
新生児との生活が始まってから、僕たち夫婦は家事と育児の分担について、何度も試行錯誤を重ねてきました。

よく「夫婦で協力して育児を」と言われますが、実際のところどうやって分担すればうまくいくのかは、家庭によって違うものだと感じています。

この記事では、我が家の現在の分担スタイルと、その背景にある考え方、うまくいったこと・失敗したことを正直にお伝えします。

同じく新米パパ・ママの参考になればうれしいです。

子供が生まれて生活がどう変わったかは、こちらの記事で紹介しています!

我が家の基本スタイルは「育児は妻、家事は夫」

家事をしている夫と、赤ちゃんを抱える妻が微笑んでいる様子

現在の分担は、計画的に決めたものではありません。
気づけば自然と「妻が育児メイン、僕が家事メイン」という形に落ち着きました。

このような分担になった理由

  1. 負担の総量が同じくらいになるよう分担
    寝かしつけが一番ハードだと思っているので、妻が寝かしつけを担当してくれるなら、他の多くを僕が担当するとバランスが取れそうと考えました。
  2. 寝かしつけに付随する育児が多い
    授乳・おむつ替え・沐浴は寝かしつけと連動した育児なので、どちらか一人が主立って担当するとスムーズだと考えました。
  3. 授乳は夫にはできない
    我が家は母乳メイン+ミルクは補助的にという方針ですが、残念ながら僕は母乳が出ないため、妻が授乳を担当することになりました。
    すると必然的に、寝かしつけやそれに付随する育児全般を妻が担当するようになりました。

役割分担に関する補足説明

  1. 余裕のある方が率先して動く
    とはいえ役割分担に明確な線引きはしておらず、僕がおむつ替えを担当することも、妻が洗濯を担当することもあります。
    気付いたときや、時間や体力に余裕があるとき、お互いに出来ることはやろうという雰囲気になっています。
  2. 妻の回復を最優先に
    出産という大仕事を経た直後なので、妻は体力が低下していたり、痛みが残ったりしています。
    ですので、今こそ男が良いところを見せるときであり、率先して夫が動くべきだと考え、うざくならない程度に積極的に動くように心がけています。
たこまき

とはいえ僕にも仕事があるし、育児は体力勝負なので、無理をしすぎるのは良くないたこ~

1日のスケジュール

ソファで赤ちゃんの寝かしつけをしている女性

かなりざっくりではありますが、退院~記事執筆時点までの2週間の1日のスケジュール例を紹介します。

時間帯夫(僕)
朝(7〜12時)家事全般(食事準備・掃除・洗濯・買い出し)・在宅仕事育児全般(授乳・おむつ替え・寝かしつけ)・休息
昼(12〜18時)在宅仕事・外出仕事育児全般・休息
夜(18時〜23時)食事準備・在宅または外出仕事・休息育児全般・沐浴・休息
深夜(23時~7時)休息夜泣き対応・休息
たこまき

僕は在宅勤務ができる仕事だけど、もしそうじゃなかったら朝の家事は夜遅くになることになるたこね~

2連続たこまき

妻は寝かしつけの合間に、いつもスマホで育児に関する情報収集をしてくれるからとっても助かってるたこ~

想定外だったこと・反省点

真剣な表情で食器洗いをする男性

家事スキルの不足

僕は家事全般をやることにしたものの、情けないことに結婚してからはほとんどの家事を妻に任せていました。

料理の仕方は忘れていましたし、掃除は非効率的、何もかも下手くそでした。

たこまき

掃除機のダストカップ(ゴミが溜まる部分)の開け方すら分からず、スマホで検索しちゃったこ…

幸い、今のところ取り返しのつかない失敗はしていませんし、妻に迷惑をかけているつもりはありません。

ですが出来ればもっと美味しくて栄養のある料理を用意したかったですし、掃除も仕事の合間にサッと終わらせられるくらいには手際よくやりたかったです。

何より、慣れないことをするせいで疲れてしまい、仕事の効率が下がってしまっていたり、育児にまわす体力が残っていない日があるのが残念です。

たこまき

普段からもっと家事をやっておけば良かったこ…

家事スキルではありませんが、出産前に覚えておくと役立つ育児スキルはこちらの記事で紹介しています!

これから出産を迎えるパパへのアドバイス

産後の病室で赤ちゃんを抱っこしている夫とそれを見て微笑んでいる妻

我が家のように「育児は妻、家事は僕」と自然に分担が決まるケースもありますが、それはあくまで一例です。

出産後の生活は、事前に想像していたよりもはるかに慌ただしく、気力も体力も消耗します。
そんな中で大切だと感じたのは、役割の正確な線引きではなく、「どうすればお互いにとってラクになるか」を一緒に模索し、相手を思いやる姿勢だと思います。

育児“手伝う”ものではないことは分かっていたが…

よくSNSで話題になりますが、育児を“手伝う”という意識では(特に夫婦関係が)うまくいかなくなるかもしれません。

かく言う僕も、正直に言いますと、妻が出産後に入院していた最初の1週間はまだどこか他人事で、育児を“手伝う”という意識だったかもしれません。

頭ではこれじゃいけないということは分かっていたのですが、どうしても心がついて来ませんでした。

ですが、退院して実際に子供がうちにやってきたとき、育児を“自分がする”という感覚が自然と芽生えてきました。

たこまき

1週間経って、ようやく父親になれたかもという感じだったこ~

この感覚が全員に必ず芽生えるものなのか、芽生えるとしてもそれがいつなのかは分かりません。

ですがそれがどうであれ、前述した通り相手(妻)を思いやる姿勢だけは持っておかなければいけないと思います。

育児で大切だと感じた心構え

夫婦で育児をするうえで、大切だと思ったことを紹介します。

  1. 最初から完璧を目指さない
    育児は、最初はうまくできなくて当たり前だと思います。
    赤ちゃんは思っているよりも丈夫なので、やりながら成長すればOKです。
  2. 感謝と労りの言葉を忘れない
    「ありがとう」「大丈夫?」の一言が、大変な時期を乗り越える力になり得ます。
    逆を言えば、これらの言葉が無いと育児はときに辛いものになってしまうかもしれません。
  3. 今しかできないことを、後悔のないように
    産前の夫婦で過ごせる穏やかな日々も、産後の赤ちゃんとの時間も、気付けばあっという間に過ぎていきます。
    「あの時こうしていれば…」と自分も周りも苦しむことがないよう、可能な限り全力を尽くしましょう。
たこまき

なんだか偉そうなことを言っているけど、自分自身にも言い聞かせているたこ~

おわりに

赤ちゃんを抱いている妻とその隣に座っている夫が笑顔でいる様子

出産から3週間。
我が家の生活は大きく変わりましたが、今の分担スタイルにたどり着けたことで、夫婦で前向きに過ごせています。

もちろん、完璧な形ではありませんし、これからも成長や環境に応じて変わっていくはずです。
ですが「今の私たちにとって、一番良い形を探す」という意識があれば、たとえ壁にぶつかっても、また乗り越えられると思えます。

これから出産を迎える方や、新生児育児を始めたばかりの方にとって、この記事が少しでもヒントになれば幸いです。

これからも夫婦で協力しながら、楽しく子育てしていきたいと思います!