新米パパが語る!子どもが生まれて1週間で起きた生活の変化と心の動き

子どもが生まれて1週間。生活はどう変わった?|生活と心境の変化と記録

はじめに

子どもが生まれて1週間。
生まれる前と比較して、生活は一変しました。

すべての中心に子どもがいる。
そんな生活が始まったのです。

子どもが生まれる前は、育児は大変、しんどいという話をよく聞いていましたが、
自分が実際に体験してみて感じたのは、しんどさ以上に「嬉しさ」「幸せな気持ち」があるということです。

たこまき

毎日が楽しくて、もう子ども無しの生活なんて考えられないたこ~

この記事では、出産直後からの1週間を通して、僕が感じた生活の変化や心の動きをまとめました。
これからパパになる方の参考になったり、前向きな気持ちに繋がれば嬉しいです。

子ども中心の生活が始まった

赤ちゃんを抱いて笑顔になっている男性

子どもが生まれると、当たり前ですが生活は「子ども中心」になります。
1日のスケジュールは、育児(授乳やミルク・寝かしつけ・おむつ・沐浴など)が軸。
その合間に、仕事や家事(料理・掃除・買い物・洗濯など)をこなしていく、という感じです。

僕は子どもが生まれるタイミングで会社を辞めてフリーランスになったので、基本的には家で働いています。

たこまき

僕は寝かしつけと料理にかなりの時間を使っているたこ~

外出が難しくなった

生まれる前は、ふらっとコンビニに行くのも自由でした。
でも今は、一人で出かけることすら躊躇してしまいます。
子どもに会えない時間がもったいなく感じてしまうし、妻に任せきりになるのも申し訳ないからです。

また、妻と2人での外出はまったく無くなりました。
赤ちゃんは1か月健診が終わるまでは外出を避ける必要があるため、基本的にずっと家の中にいるからです。
妻も産後すぐなので、体調や体力の回復にまだ時間がかかっており、外出は難しいのです。

赤ちゃんの外出は1か月健診後から
生まれたばかりの赤ちゃんは、感染症に対する抵抗力が弱く、体温調整も未熟です。
そのため、1か月健診を目安に外出OKとなるのが一般的です。

ごはんの時間も段取り勝負

食事のタイミングにも変化がありました。
授乳と時間がかぶると、妻はすぐに食べ始められません。
そこで「何時頃に授乳しそうか」を事前に聞いておき、授乳が終わるタイミングで出来上がるように時間を調整しながら料理するようになりました。

たこまき

授乳が終わった瞬間にご飯を完成させられたときは、とっても気持ちいいたこ~

夫婦の役割分担

食器洗いをしている夫を妊娠中の妻が笑顔で見ている様子

子どもが生まれる前に、夫婦で家事・育児の分担についてある程度話し合っていました。
僕がほぼ全ての家事や育児を全て引き受け、妻は寝かしつけと授乳に専念するという分担です。
しかし、実際に始まってみるとこの通りにはいきませんでした。

役割分担は臨機応変に

今の我が家では、

  • 僕が家事全般
  • 妻が育児全般

を担当するという形に落ち着いています。

こうなった理由は下記の通りです。

  • うちは母乳中心、ミルクは補助的という方針なのですが、母乳をあげるときは妻に頼むことになるので、そのままの流れで寝かしつけまでお願いするようになった
  • 僕は仕事で家にいないときもあるので、その時は妻が育児をやらなければいけず、その流れで妻が引き受けてくれるようになった

もちろん、完全な線引きではありません。
僕がおむつ替えや寝かしつけをやったり、妻が掃除や洗濯をやってくれることもあります。

結果として僕の役割が減り、妻の役割が増えたわけですが、喜んで引き受けてくれているので本当に助かっています。

たこまき

ありがたや~

喧嘩はないけど、反省は多い

幸い、今のところ喧嘩や大きなすれ違いはありません。
ただ、ゴミ出しを忘れたり、オムツ替えに手間取ったり、掃除が行き届いていなかったりと、細かい部分で「自分、まだまだだな」と感じることは多いです。

それでも妻はあまり怒らずにいてくれて、助かっています。
でも、「もっと家事に慣れておけば良かったな」と思う場面はよくあります。

たこまき

普段からもう少し家事をやっておけば良かったこ~

父親としての心の変化

ベビーベッドで寝ている子どもの様子がつい気になってつい見に来てしまう30代パパ

子どもが生まれてから、僕の心の中でも明らかな変化が起きました。
ふと気づくと、どこで何をしていても、子どものことばかり考えています。

  • 今は起きてるかな?
  • どんな顔して寝てるかな?
  • そろそろミルクの時間かな?
  • 沐浴まであと何時間かな?

そんな思考が無意識に浮かんでくるようになったんです。

子どもは欲しくなかったはずなのに

正直、子どもが生まれる前は「自分の時間を奪われるなんて耐えられない」と思っていました。子どもが欲しいと思えなかった理由もそこにありました。

ですが実際に生まれてみると、その感覚は一変しました。
体感、思考の半分以上が子どもに持っていかれているような感覚ですが、全く嫌じゃないんです。

そして何よりも思うのは、我が子がとにかく可愛いということ。
寝てても起きてても、泣いてても真顔でも、何をしていても可愛いんです。

僕自身、子どもは好きな方ではありますが、他人の子どもにこのような感情は抱いたことがなかったので本当に不思議です。

親になるってこういうことなのかな?と思っています。

予想外の行動にメロメロ

反町隆史さんのPOISONという曲はご存じでしょうか?
この曲、赤ちゃんが泣き止むと話題なんです。

僕はそういう科学的根拠のない話は信じないのですが、面白半分で聴かせてみたところ、本当に泣き止みました。
しかもただ泣き止んだだけではなく、見たことのない姿を見せてくれました。

曲の前半ではびっくりしたような顔をしながら両手を振り回し、
後半では動きを止めて真剣な表情になって聴き入っているように見えて、笑ってしまいました。

その様子を動画に撮って、妻と2人で思い切り笑ったのも、僕にとっては忘れられない体験です。

何故この曲が効くのかの仮説はこちらの記事で紹介しています!

たこまき

僕の本業は作曲家なので、僕も泣き止みソングを作ってみようかな…?と企んでいるたこ~

それでもギャン泣きには困った

夜に自宅で赤ちゃんの寝かしつけをしているうちに自分も寝てしまっている男性

一番困ったのは、何をしても泣き止まないギャン泣きのときでした。

おむつは替えた。ミルクも飲んだ。抱っこしてもダメ……
そんなとき、自分の無力さを感じました。

何よりショックだったのは、泣き止まない我が子に対して「なんで泣き止まないんだよ」と少しだけイラついてしまう自分がいたことです。

妻が「優しい母親」になっていた

そんな場面を見た妻が駆けつけてくれて、子どもにこう声かけしていたのを覚えています。

泣いてて可哀想だね。
不安なのかな~大丈夫だよ~お父さんもお母さんもここにいるよ~

この姿を見て、はっとさせられました。

赤ちゃんは言葉を話せないから、泣くしかない。
「子どもは好きで泣いているわけじゃない、子どもにとっては緊急事態で、それを必死に伝えようとしているんだ」という気持ちを、僕自身がしっかり持っていなきゃいけないんだと思い直しました。

僕もただイラついているだけじゃなくて、優しい気持ちで優しい声かけをできるように頑張ります。

赤ちゃんのギャン泣き対策の基本
・室温・湿度の確認
・おむつチェック
・授乳・ミルクの時間確認
・抱っこ・ゆらゆら・おくるみ
・音や光の刺激を抑える
それでもダメなときは、「とにかく泣きたいだけ」ということも。
必ずしも何かが悪いわけではないので、深呼吸して見守るのも大切です。

たこまき

この時はまだPOISONを聴かせたことがなかったので、次にギャン泣きしたときは試してみよ~っと

出費について|支援制度のありがたみ

育児グッズにお金があまりかからずほっとしている30代パパ

育児をしてみて驚いたのが、今のところ、あまりお金がかかっていないということです。

もちろんおむつ代はかかりますが、服は西松屋で手頃な価格で揃えられたし、授乳は母乳中心。
ミルク代もそこまでかかっていません。

また、僕の住む札幌市では「子ども医療費助成」があり、医療費は基本的に無料。
まだ病院にはかかっていませんが、制度があるというだけで大きな安心感があります。

【子ども医療費助成制度について
多くの自治体で、乳幼児の医療費を助成する制度があります。
内容は自治体によって異なるため、お住まいの地域のホームページなどで必ず確認しましょう。

収入は減ったが、妻の言葉に救われた

とはいえ、収入面はかなり不安です。

僕は子育てをきっかけに会社を辞めてフリーランスの作曲家になりましたが、
子どもにリソースを割かれ、当初の予定通りに仕事を進めるのは難しく、実際、収入はかなり減ってしまいました。

それでも妻が「このタイミングでフリーランスになってくれてよかった。いつも家にいてくれて助かる」と言ってくれたのは、何よりの救いです。

たこまき

収入は減ったけど、妻の安心感を買えたなら良かったと思うようにしているたこ~

会社を辞めるきっかけとなった出来事はこちらの記事で紹介しています

買ってよかった&使ってよかったアイテムたち

ここでは「これは助かった!」と感じたアイテムを簡単にご紹介します。

ミルトン(哺乳瓶消毒液)

ミルトンで哺乳瓶を消毒している様子
ミルトンで哺乳瓶を消毒している様子

哺乳瓶やおしゃぶりなどを水に浸けておくだけで消毒できる優れもの。
煮沸の手間がいらないので、忙しいときに助かっています。

ミルトンは「次亜塩素酸ナトリウム」が主成分で、哺乳瓶だけでなく赤ちゃん用のおもちゃの消毒にも使えるので、長く活躍します。

授乳クッション

自宅で使用している授乳クッション
我が家で大活躍中の授乳クッション

僕自身は授乳しませんが、クッションを自分のお腹の上に巻いてその上に赤ちゃんを寝かせておけば、抱っこしながらも片手が空くので作業やゲームも可能になります。
「ちょっと見てて」と言われたときの救世主です。

授乳クッションは姿勢が安定するため、パパの腕の疲労軽減にもつながります。
もちろん授乳時のサポートにも◎。

ベビーベッド(中古)

自宅の和室に設置しているベビーベッド
自宅の和室に設置しているベビーベッド

「必要ないかも」と思っていたベビーベッド。
ですがジモティーで1000円で売っていたので試しに買ってみたところ、とても安全で便利でした。

片側の柵が外れるので、おむつ替えや着替えのときは柵を外して使っています。

また、ベッドの下に収納スペースがあるので、オムツやミルクの缶などの育児グッズをまとめて置けるのも地味に助かっています。

子どもにとっても、自分専用スペースがあるのは嬉しいのでは…?
なんて思っています。

赤ちゃんが床に近い環境で過ごすと、ホコリやペットの毛の影響を受けやすくなります。
高さのあるベッドは衛生的にも安心です。

沐浴マット

沐浴マットを自宅の洗面台に設置している様子
子どもが滑らないのでとっても安心・安全な沐浴マット

最近は洗面台での沐浴が主流らしく、赤ちゃんが滑らないマットを敷くことでかなり楽になりました。
腕が疲れにくく、洗いやすく、赤ちゃんも安心して身を任せてくれています。

洗面台でのシャワー浴は、赤ちゃんの肌にもやさしく、パパママの負担も軽減できるため人気です。

これから欲しいアイテム

まだ買っていませんが、搾乳機は買っておけばよかったかもしれません。
妻が母乳の出がよく、張って痛いときがあるそうなので、少しでも楽になるよう導入予定です。

この他にも、買って良かったグッズはこちらの記事にまとめています!

おわりに:プレパパのみなさんへ

もしこの記事を読んでくださっている方が、子どもが生まれる前のプレパパなら、お伝えしたいのはひとつ。

子どもとの生活は大変です。でもそれ以上に、かけがえのない喜びが毎日にあります。
何が起こるかわからないからこそ、面白い。
慌ただしいけど、尊い時間です。

たこまき

子どもを授かって本当に良かったって毎日思ってるたこ~