【出産レポート】入院4〜7日目:育児が本格化!|寝かしつけ・夫の役割・赤ちゃんの変化

【実録】育児が本格化!入院4〜7日目に学んだ寝かしつけ・夫の役割・赤ちゃんの変化

はじめに

入院3日目にはじめて赤ちゃんとの同室がスタートし、いよいよ本格的な育児が始まりました。
今回は、僕が付けていた入院4日目から7日目までの記録をもとに、

  • 寝かしつけ
  • 夫の役割
  • 赤ちゃんの成長

という観点から、特に印象的だった出来事や学びを整理してお伝えします。

前回(入院3日目)の記事はこちら!

育児の最初の壁「寝かしつけ」は想像以上に難しい

赤ちゃんとの同室生活が始まってすぐに直面したのが、寝かしつけの難しさでした。
昼はぐっすり眠るのに、夜になるとまったく寝てくれない…。
そんな日々が続きました。

抱っこしているときは落ち着いているのですが、ベビーベッド(コット)に置いた途端に大泣きしてしまいます。

どうやらまだ重力に慣れておらず、安定したベッドでも不安になってしまうらしいです。

困り果てた僕たちに助産師さんが教えてくれたテクニックを紹介します。

  • Youtube等でホワイトノイズ音を流すと、お腹の中の音に似ていて落ち着く
  • 赤ちゃんの足をM字に曲げると安心しやすい
  • 授乳クッションをベビーベッドの上に台形に置き、赤ちゃんを乗せると姿勢が丸くなって落ち着く
  • ベビーベッドをやさしく揺らす
  • 抱っこからベビーベッドに戻すときは、赤ちゃんを支えている自分の腕を数分間そのまま残してから抜くと安心する

これらを全て実践するとこんな感じになります

看護師さんに教えてもらった寝かしつけテクを全て実践して寝ている赤ちゃん

特に「赤ちゃんの足をM字に曲げる」「赤ちゃんを支えている自分の腕を数分間そのまま残してから抜くの2つは効果絶大でした!

たこまき

ポイントは「お腹の中にいた頃と似た状態を作る」だそうたこ~

僕にできたこと。夫がいると助かる場面

産後の病室で赤ちゃんを抱っこしている夫とご飯を食べている妻

僕が病院にいるのは、昼と夜にそれぞれ2時間程度
限られた時間ではありますが、夫がいるだけで助かることが多いと妻が言ってくれました。

具体的にはこんな場面です

  • 食事のタイミング:赤ちゃんの世話と被ると妻は落ち着いて食べられない
  • トイレの時間:赤ちゃんを気にせず安心して行ける
  • 精神的な安心感:誰かがそばにいるというだけで、気持ちが落ち着く
  • 作業するとき:書類を書いたりLINEの返信をしたりする際、集中できる

赤ちゃんといると、手は空いていても意識がすべて赤ちゃんに向いてしまい、心が休まらないとのことでした。

たこまき

一緒にいるっていうのは、何もしてないようで、実は大きな助けになってるのかもしれないたこ~

驚きの連続!赤ちゃんの成長スピード

新生児微笑を湛えている赤ちゃん

生まれて数日しか経っていないのに、毎日違う顔を見せてくれる赤ちゃん
入院4日目から7日目にかけて、驚くような変化がありました。

感じた主な成長ポイントはこちらです

  • 4日目にはまだうまく飲めなかった授乳も6日目頃にはスムーズになった
  • 4日目にはベビーベッドに乗せただけで泣いていたが、6日目頃にはすぐには泣かなくなった
  • 少しずつぼんやりとしていた表情がはっきりしてきて、5日目頃には真顔、リラックス、にっこり(新生児微笑)の違いがはっきり分かるようになった
  • 最初は目が虚ろで焦点も合わなかったが、6日目頃には目が合ったり、両親を目で追っているように感じるようになった(気のせいかもしれませんが)

【新生児微笑】
脳の働きがまだ未熟なため、「楽しい」「嬉しい」のような感情とは無関係に、無意識に筋肉が動くことで笑顔のような表情が出ると考えられています。
一説では、人間関係の形成に役立つ準備反応とも言われています。
親がその笑顔を「かわいい」と感じ、より愛着を持つことで、赤ちゃんの生存に有利になるからです。

【新生児からの見え方】
視力は0.01~0.02程度、見える距離は20~30cm、色の識別も未発達と言われています。
そのためピントはほぼ合っておりませんが、ゆっくり動くものを目で追うことはあるそうです。

ほんの数日でここまで変わるのかと、成長の速さに驚きました

たこまき

1日ごとに変わるから、見ていて本当に飽きないたこ~

妻の回復と新しい痛み

妻の体調も、日々変化していきました。
入院4日目には、それまで苦しんでいた子宮収縮痛(後陣痛)はほぼ無くなって楽になったと言っていました。

しかし一方で、会陰切開の傷の痛みが残っており、咳もできないほど痛いときもあるそうです。

出産後の主な痛みをまとめました

痛みの種類原因持続期間の目安特徴
子宮収縮痛(後陣痛)子宮が元の大きさに戻るための収縮数日〜1週間程度特に授乳中に痛みが強くなる(オキシトシン分泌による)
会陰部の痛み会陰切開や自然裂傷の傷口、縫合部の回復1週間〜1か月程度座るときや排尿時にしみる・ズキズキする
痔(いぼ痔・切れ痔)出産時のいきみや便秘数日〜数か月(慢性化することも)排便時や座位での痛み・違和感
乳首や胸の痛み授乳による摩擦、乳腺炎数日〜数週間(ケア次第で短縮)吸われるとヒリヒリ、乳腺炎は熱を伴うことも
全身の筋肉痛出産時の全力のいきみ・姿勢維持数日程度腰、背中、腕、太ももなどに疲労感や筋肉痛
たこまき

下半身の痛みで普通の椅子には座れないから、円座クッションが大活躍たこ~

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僕の意識にも変化が

4日間、毎日赤ちゃんに会って過ごすうちに、自分の感覚にも変化が出てきました。

たとえば友達と話していて「12月」というワードをが出たとき、「12月は寒いから赤ちゃんの散歩は難しいかもな」ということを最初に考えている自分に気付きました。

他にも、「今日は天気が良いからバーベキュー日和だな」と思ったときも、「子供が4歳くらいになったら一緒にできるかな」という考えが最初に連想されて驚きました。

子どもが生まれる前よりも、子どもが中心にいる考え方に自然と変わってきていることに気付きました。

たこまき

自分がちゃんと親になってきているような気がして安心してるたこ~

まとめ

入院4〜7日目の数日間は、育児が本格的にスタートした実感を得る時間でした。

  • 寝かしつけの工夫と苦労
  • 妻を支える夫としての役割
  • 驚くほど早い赤ちゃんの成長
  • 僕自身の心の変化

初めてのことばかりで戸惑うことが多いですが、とても楽しく充実しています。

お仕事の都合で頻繁に行けない方もいるとは思いますが、
面会に行けるなら、ぜひ赤ちゃんと過ごしてみてください。
ほんの数時間でも、得られる気づきがたくさんあります!

たこまき

日に日に我が子が可愛く感じていくのが幸せたこよ~

次回(退院日)の記事はこちら!