はじめに:妊婦健診は“ママだけのもの”じゃない
「妊婦健診って、ママが一人で行くものでしょ?」なんて思っていませんか?
確かに身体的なケアが中心なのでパパがいなくても問題なく健診は受けられますが、パパがその内容を知っておくことで、出産・育児に向けた準備がぐっとスムーズになります。
今回は、実際にパパとして体験して分かった「妊婦健診の内容」と「実際に僕が行って感じたこと」をご紹介します。
妊婦健診ってどんなことをするの?

妊婦健診の内容は週数によって異なりますが、大きく分けて「妊娠初期(〜11週頃)」「妊娠中期(12週〜27週)」「妊娠後期(28週〜)」に分けられ、それぞれで行う検査内容が変わります。
■ 妊娠初期(~11週頃)
- 経腟エコー(膣からの超音波検査)
- 妊娠の診断と心拍の確認
- 血液検査(血液型、感染症チェックなど)
- 子宮頸がん検査
■ 妊娠中期(12~27週)
- 腹部エコー(胎児の発育確認、心拍、羊水量などのチェック)
- 血圧・体重測定
- 尿検査(たんぱく・糖のチェック)
- 血液検査(貧血・血糖・風疹抗体など)
- 超音波での性別確認(希望する場合)
- GCT(50g経口ブドウ糖負荷試験):妊娠糖尿病のスクリーニング検査(24~28週頃)
エコー検査では赤ちゃんの姿が映し出され、成長の様子や元気さを確認できます。
性別が分かることもあります!
■ 妊娠後期(28週~)
- ノンストレステスト(NST):胎児の心拍や動きをチェック
- 血圧・体重測定、尿検査
- B群溶血性レンサ球菌検査(GBS):妊娠36週頃
パパも参加できる?同席ってどうなの?

健診にはパパが同席できるタイミングがあります。
特にエコー検査のときは、赤ちゃんの姿を見ることができます。
ただし、病院によっては同席不可の場合もあるので、事前に確認しておくのがベストです。

同席できるなら、絶対行ったほうがいいたこ~
パパの実感がグッと湧くたこ~
妊婦健診に行って感じたこと

他人事から自分事に変わる機会になった
僕自身は最初の頃、仕事の都合で健診に同席できませんでした。
というより、正直心のどこかではまだ少し他人事のように感じていたため、積極的に日程を合わせる気になれませんでした。
ですが、たまたま日程が合ったある日に同席したところ、
- 健診では何をしているのか
- 検査はどんな風に行っているのか
- お医者さんや看護師さんからどんな話をされているのか
など、発見がいっぱいでした。
初めての日は何が何だか分からずアウェー感が凄かったですが、そんな僕にも分かるように、先生は優しく説明してくれました。
妻や子供の現在の状態や、これからどんな風に変化していくのかなどを知ることができたことをきっかけに、積極的に妻をサポートしていこうという気持ちになりました。
おわりに:妊婦健診に行くにつれて、親としての自覚が深まっていった
妊婦健診に同席する回数が増えるにつれて、
- 自分にもできることがある
- 自分には守らなければいけない家族がいる
- そのために出来ることを全力でやろう
という意識が強まりました。
これを読んでくれているパパは仕事で忙しくてなかなか妊婦健診に同席するのが難しいかもしれませんが、1回でも多く同席することをお勧めします!

妊婦健診はママを支えるだけじゃなく、パパ自身が変わる機会でもあるたこ~
僕が妊婦健診に行って良かったと思う理由をこちらの記事でまとめています
文字にするとなんだかよく分からない検査ばっかりだけど、お医者さんや看護師さんが丁寧に説明してくれるたこ~