はじめに
「赤ちゃんがすぐ起きてしまう…」
「夜まとまって寝てくれない…」
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
我が家でも、生後1か月の子供が夜中に全然寝てくれない日が続き、睡眠不足に悩まされていました。
しかし、スワドル(おくるみ)を取り入れたところ、夜の睡眠が明らかに改善されました!
この記事では、スワドルの効果・注意点・我が家での使い方などを、実際の体験を交えて紹介します。
スワドルとは?効果と仕組み

スワドルとは、赤ちゃんの体を布で包み込むように巻いてあげるアイテムです。
「おくるみ」と訳されますが、寝ること専用に工夫された製品のことを指すことが多いです。
スワドルのメリット・効果
- 生後すぐから使える
退院後、すぐに使用開始できます。 - モロー反射を抑える
手足のビクッとする動き(モロー反射)で起きるのを防ぎます。
【モロー反射とは】
モロー反射は、新生児に見られる自然な原始反射のひとつで、音や刺激に驚いて手足をビクッと広げる動きのことです。
生後3〜4か月頃までに次第におさまっていきますが、この反応で目を覚ましてしまう赤ちゃんも多く、スワドルでやさしく包むことで防げる場合があります。
- 安心感を与える
お腹の中にいたときのような姿勢に小さくまとまるので、落ち着きやすくなります。
これらの結果、赤ちゃんによっては、夜まとまって寝てくれるようになります。
スワドルのデメリット・注意点

もちろん、メリットばかりではありません。
スワドルのデメリット・注意点
- 寝返りの兆候が見られるまでしか使用できない
スワドルを使ったまま寝返りをすると窒息リスクが高まるため、寝返りの兆候が見えたら使用を中止するのが基本です。
一般的に、寝返りの兆候が出るのは生後2〜4か月頃です。
「うつ伏せになろうとする動き」や「体をねじる動き」が見られたら、即中止が推奨です。
- 嫌がる赤ちゃんもいる
中には包まれること自体を嫌がる子もいます。
赤ちゃんによって合う・合わないがあります。
- 暑くなりすぎないよう注意
特に夏場は通気性や室温の調整が大切です。
汗をかいていないか、常に確認するようにしましょう。
- 長く使いすぎない
「スワドルがないと寝られない…」と依存しすぎる前に、成長に応じて卒業のタイミングを見極める必要があります。

我が家は生後1か月経ってから買ったから、あんまり使える期間がなかったこ~
スワドルの選び方:どんな種類がある?

スワドルには大きく分けて2タイプあります。
タイプ | 特徴 |
---|---|
布タイプ(おくるみ) | 手で巻く必要あり。自由度が高いがコツがいる |
ジップタイプ | 寝袋のようにジッパーで包める。初心者向けで便利 |
選び方のポイント
- 使いやすさ重視ならジップタイプ
- 季節や室温に合わせた素材選び
- 月齢に合ったサイズを確認

うちは着せやすさを重視してジップタイプを使っているたこ~
我が家のスワドル体験談:夜だけ使用でよく寝るように!

我が家では、生後すぐの頃はスワドルを使っていませんでした。
ただ、夜間の頻繁な起き戻りに困っていたため、生後1か月頃から夜だけスワドルを導入することにしました。
結果、次のような変化がありました。
- 一度の睡眠時間が1〜2時間ほど延びた
それまでは1時間足らずで起きることが多かったのですが、夜間に3時間続けて寝てくれることが増えました。 - 入眠がスムーズに
寝かしつけ後のぐずりが減り、スッと寝る日が増加しました。 - 背中スイッチ(置くと泣く現象)にもやや効果あり
おくるみに包まれていることで、置いた後も泣きにくくなりました。
夜だけ使用の理由は、スワドルで体が固定されている様子を見て「少し窮屈そうかな…」と感じたためです。

この時期は手足をバタバタさせたいだろうから、邪魔はしたくないたこ~
買ったのは「奇跡のスワドル」
我が家で使っているのは、「奇跡のスワドル」としてSNSなどでも話題の、Love To Dream社の『スワドルアップ』という商品です。
このスワドルは、赤ちゃんが手を上にあげた自然な姿勢で眠れるデザインになっており、ジッパー式で着脱も簡単。
包まれていても、赤ちゃんが中で少し動ける余裕があるため、ストレスが少ないように見えました。

クリオネみたいな形に包まれてとっても可愛いたこ~
おわりに

スワドルは赤ちゃんによって合う・合わないがありますが、我が家では確実に夜の寝かしつけが楽になったと感じています。
デメリットもありますので、「夜だけ」など、限定的に取り入れてみるのも一つの選択肢です。
最初はスワドルなんていらないかもと思っていましたが、今は買って良かったと心から思っています!
実際、うちの子はスワドルを使うことで夜泣きの回数が激減して、2~3時間はまとまって寝てくれるようになったこ~