はじめに
新生児との生活が始まってまず直面するのが、おむつ替えです。
僕も最初は手が震えるほど緊張して、替えたあとに「これで合ってる?」と不安になり、妻に何度も確認する毎日でした。
ですが、おむつ替えは「慣れ」と「コツ」で、確実にスムーズになります。
今回は、僕が実際に試行錯誤した中で感じた「おむつ替えで最初に知っておくべき5つのポイント」をまとめました。
これから育児が始まるプレパパ・ママの参考になれば嬉しいです。
おむつ替えを含めた、出産前に知っておくべき育児スキルはこちらの記事にまとめています!
1. 替える前の準備が9割

おむつ替えは「準備」でうまくいくかどうかの8~9割が決まると言っても過言ではありません。
おむつ替え前に準備すべきもの
- 清潔なおむつ(1枚)
- おしりふき(2~3枚出しておく)
- 汚れたおむつを入れる袋(ビニール袋など)
- (漏れが心配な場合)防水シート
- (服が汚れている場合)新しい服
おむつ替えを始めてから慌てて準備すると、その間におしっこを飛ばされたり、服やシーツが汚れたりとトラブルが起きやすくなります。
買って良かったグッズはこちらの記事で紹介しています!
2. 新生児はおしっこ・うんちが頻繁
生まれたばかりの赤ちゃんは、1日に10回以上排泄することも珍しくありません。
おしっこは気づかないうちにしていることが多く、うんちはミルクのたびに出ることも。
「ちょっと濡れてるかも」と思ったらすぐ確認するのがコツです。
おむつ替えのタイミングを逃すと、
・おむつかぶれ(後述)
・服やシーツが汚れる
・赤ちゃんが不機嫌になる、泣き止まない
などのリスクが増えます。
回数の目安
- おしっこ:1日6〜10回
- うんち:1日5回以上(特に母乳の場合)

僕がAmazonで買ったメリーズのおむつは、おしっこが出てるとおむつの線の色が変わるからとっても分かりやすくて便利たこ~
そういう目印が付いているおむつがおすすめたこ~
3. 交換時の「声かけ」と「手順」をルーティン化

僕がやってよかったのが、「おむつ替えルーティン」を作ることでした。
僕のおむつ替えルーティン(うんちの場合)
おしっこだけのときもほぼ同様の手順ですが、必ずしも拭かなくて大丈夫です。
肌が濡れていない場合は、拭かない方が刺激が少なくて安心です。
ただし、ムレていたり肌荒れがあるときは、やさしくポンポンと拭いてあげましょう。
- 物品を準備する
- 声をかける
名前を呼びながら「おむつ替えるよ〜」 - 作業しやすいよう服を軽く脱がせる
「ボタン外すよ~」 - 赤ちゃんのおしりを上げ、新しいおむつをおしりの下にセット(漏れ防止のため)
「お尻上げるよ~」
※ここからはおしっこやうんちを飛ばしてくる可能性があるのでスピーディに - おむつのテープを外し、汚れている部分を確認
「おむつ開けるよ~」 - おむつの内側の綺麗な部分で軽くうんちを拭きとる
「おしり拭くよ~」 - 足を上げ、おしりふきでやさしく拭く
「冷たいけど気持ちいいね~」
※刺激によりまた出てくる可能性があります - 汚れたおしりふきは汚れたおむつの中に入れる
- 汚れたおむつを外して横に置いておく
「おむつ外すよ~」 - セットしておいた新しいおむつを装着
「おむつ付けるよ~」 - 服を着せる
「ボタン付けるよ~」 - 声をかける
「終わり!すっきりしたね~頑張ったね~」 - 片付ける
汚れたおむつは小さくまとめてビニール袋に入れる
おむつ替え時の声かけには、赤ちゃんに安心感を与える効果があります。
パパやママの声はお腹の中から聞いていた“なじみのある音”。
それを聞くことで赤ちゃんは落ち着き、コミュニケーションの第一歩にもなります。
また、五感の発達やスキンシップの質を高めるうえでも、声かけはとても大切です。

五感の発達のためにも、声かけは欠かさないようにするたこ~
4. 特に男の子は“おしっこ飛ばし”注意!
もし赤ちゃんが男の子なら、おむつを外した瞬間におしっこを飛ばされる事件は必ず経験すると言っていいでしょう。
女の子でもあります。
僕も娘にやられました。
おしっこ飛ばし対策
- 新しいおむつをおしりの下にセットしてからおむつを開ける(上記手順の④)
- (男の子の場合)おむつを開けたあと、お腹側におむつを軽く被せておく
- 替え中に空気で刺激されないよう、早めに作業を終える
おしっこキャップなど便利グッズもありますが、とにかく慣れた方が楽です!
5. おむつかぶれは早めの対策が大事
おむつかぶれは赤ちゃんにとってかなり不快なものです。
赤くなってから慌てて対処するより、最初から「予防」が効果的です。
【おむつかぶれとは】
おしり周辺の肌が赤くただれた状態のこと。
原因は、排泄物やおむつのムレによる刺激、おしり拭きの摩擦など。肌がデリケートな新生児期は特になりやすいです。
かぶれてしまった場合は、ひどくなる前に、早めに皮膚科や小児科で相談しましょう。
かぶれ予防のポイント
- おむつを早めにこまめに替える
- 拭きすぎない(シャワーで綺麗にする)
- 必要に応じてワセリンなどで保護

僕も最初は「とにかくキレイに」と思ってゴシゴシ拭いてしまい、赤くなっちゃったことがあるたこ~
おわりに

おむつ替えは、最初は怖くても繰り返せば自然と慣れていきます。
僕も今では、深夜に寝ぼけながらでもある程度スムーズにできるようになりました。
完璧じゃなくても大丈夫。
赤ちゃんの肌と心に寄り添う気持ちがあれば、それで十分です。
これからおむつ替えを始めるパパ・ママにとって、この記事が少しでも役立てば嬉しいです。
僕はある時、おしりふきを出していなかったせいでもたもたして、ベッドに赤ちゃんのうんちをこぼしちゃったことがあるたこ…