【父親になる準備】子どもはいらないと思っていた僕が、父親になるまでの話

【父親になる準備】子どもはいらないと思っていた僕が、父親になるまでの話

僕は元々、子供はいらないと考えていた

理由は主にこの2つです。

  • 父親として立派にやれる自信がなかった
  • 仕事や自分のやりたいことを優先したかった
たこまき

子供が生まれたら自分の時間が完全に無くなると思っていたから、抵抗感があったこ~

ですが一方で、妻は子供を望んでいました。

何度も何度も、終わりのない話し合いを繰り返してきました。
ときには離婚の話が出たこともありました。

時間が経つにつれ、気持ちが変わってきた

そんな夫婦関係のなかで、結婚から5年が経ちました。

30歳になり社会人生活にも慣れてきた頃、僕の中に少しずつ変化が訪れました。

もしかしたら、子どもを授かってもいいかもしれない

明確なきっかけがあったわけではありませんでしたが、だんだんそう思えるようになっていったのです。

たこまき

子供がいたら可愛いだろうな、妻や親は喜ぶだろうな、きっと楽しいだろうなとはずっと思っていたこ~

妊娠がわかった瞬間と、押し寄せた感情

ゆる~く妊活を始めて半年ほど経ったある日、
仕事中に妻から「妊娠検査薬、陽性だった」と連絡がありました。

妊娠がわかったとき、最初に抱いた気持ちは「どうしよう」でした。

もちろん嬉しい気持ちもありましたが、それ以上に頭の中を駆け巡ったのは、

  • こんな自分に父親ができるのか?
  • 自分の時間は無くなるのか?
  • 家族を幸せにできるのか?

という不安でした。

不安や戸惑いをかき消すように振る舞った

ひとまず妻には「やったね!」「嬉しいね!」と返しました。
もちろんそれは嘘ではありませんが、不安の方が大きかったというのが本音です。

ですが、仕事から帰ると大喜びしている妻がいて、僕も嬉しくなりました。
そして腹を括りました。

もう後戻りはできない。
どうせなら、後悔のないように子育てしよう。

その瞬間から父親としての自覚が芽生えたわけではありませんでしたが、覚悟は決めました。

たこまき

実感が湧くまでの時間と、小さな変化たち

妊娠初期の頃は、僕自身が仕事で多忙だったこともあり、妊婦健診にも同行できませんでした。
「妊婦検診では何をするのか?」「どのような話があるのか?」と、完全に取り残されたような気持ちでした。

妊婦健診についてはこちらの記事で紹介しています

ある日、病院のサービスで赤ちゃんのエコー映像をダウンロードできると聞き、帰宅後にそれを見ました。

映像では、何だかよく分からない黒い画面に、白っぽいなにかがうにょうにょしています。

「こ、これが自分の子なのか…?」

と、何とも言えない気持ちがこみ上げてきました。

まだ人の形にもなっていないような映像でしたが、妻によると、お医者さんが「可愛いね」と言ってくれたそうでした。

それを聞いた僕は「あ、これは可愛いのか。確かにそうかもしれない…?」と、少しずつ思うようになっていきました。

妊娠終盤。すっかり僕はメロメロに

この記事を書いている現在は妊娠38週目で、もう予定日まで2週間を切っているのですが、お腹の中でもにょもにょと動いている我が子が、可愛くて仕方がありません。

毎日名前を呼びかけてお腹を触っては、「この硬いのは足かな?肘かな?」と妻と話し合う時間が、何よりも幸せです。

かつて「子どもはいらない」と考えていた僕が、こんな風になるとは思ってもみませんでした。

たこまき

早く生まれてきて顔を見せてくれ~~~

最後に:父親になる自覚は、ゆっくり芽生えるのが普通?

僕がそうだからと言って皆さんもそうと決めつけるのはよくありませんが、
恐らく、最初から父親の実感が湧いて、親らしく振る舞える人など殆どいないと思います。

何かをきっかけに、少しずつ変化していくものなのだと思います。

この記事が、子供を授かるかどうか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。