はじめに
退院初日は、父親としての育児がいよいよ本格的に始まる日。
この記事では、僕が実際に担当した家事や育児、そして妻に喜ばれたサポートについて紹介していきます。
前回(入院4~7日目)の記事はこちら!
いよいよ退院。父親としての初日がスタート

7月7日、いよいよ赤ちゃんと一緒に自宅へ戻る日がやってきました。
10時半ごろ病室へ向かい、妻は赤ちゃんを抱き、僕は入院荷物をすべて持って病院を出発。
気温は30℃を超えていましたが、赤ちゃんは意外と泣くこともなく落ち着いていて、少しホッとしました。
まずは退院祝い。自宅での再スタートに向けて
妻は妊娠中、生ものを控えていたので、10か月ぶりのお寿司をテイクアウト。
さらに、体重管理のために我慢していたアイスも買って、ささやかな退院祝いをしました。

とっても喜んでくれて嬉しかったこ~
赤ちゃんグッズの再配置と、妻の体調配慮

食事のあとは、改めて自宅の育児環境を見直しました。
- ベビーベッドの位置(食卓からでも様子が見えるように移動)
- 哺乳スペースの動線(ベッドとソファの位置を近づけた)
- ミルクやおむつなど、よく使いそうなものの収納場所
主にこれらを妻と相談しながら整理・再配置しました。
暑さ対策もあり、エアコンやサーキュレーターの温度や風向きの調整も行いました。
また、妻は下半身の痛みや体力の低下があったため、これらの作業の大半は僕が担当しました。

赤ちゃんに合わせて家具の配置を変更しているとき、いよいよ育児だ~と実感が湧いたこね~
役割分担に沿って、家事・育児の実践開始!
我が家では、事前に「妻は授乳と寝かしつけ、僕はそれ以外の家事育児を担当」という役割分担を決めていました。
この日から、以下のようなことを実践し始めました。
ミルクの準備

病院ではウォーターサーバーを使っていましたが、我が家には無いため、自宅では以下のように工程を調整しました。
【自宅でのミルクの作り方】
- 電気ケトルで50mlくらいのお湯を沸かす
- 粉ミルクをお湯20mlに対して付属のスプーンすりきり1杯入れる
- 電気ケトルで沸かしたお湯を哺乳瓶に入れる(うちの場合は40ml)
- 蓋をしめて振って混ぜ、粉ミルクを溶かしきる
- 常温まで冷ます(すぐに冷ましたいときは流水で瓶を冷やす)
- 腕の内側に垂らして温度を確認し、熱くなければ飲ませる
哺乳瓶の消毒は意外と簡単
哺乳瓶は毎回消毒しなければいけないため面倒なイメージがありましたが、ミルトンを使えば驚くほど楽でした。
【ミルトンでの消毒手順】
- 専用容器に水4リットル+ミルトン1錠を入れる
- 食器用洗剤で洗った哺乳瓶を1時間以上浸ける
- 水は1日1回取り換え
- 取り出した後はすすがなくてOK!(便利)


思ったより手間がかからなくてほっとしたこ~
初めての沐浴は、洗面台でのシャワー浴に挑戦
16時ごろ、いよいよ初の沐浴タイム。
我が家では洗面台でのシャワー浴を選びました。
最近では、ベビーバスよりも洗面台でのシャワー浴が主流になりつつあります。
物品を用意する手間や片づける手間が少なく、親の負担が非常に少ないためです。
沐浴の手順(我が家のケース)
- 洗面台を清掃、お湯を40℃に設定
- 滑り止めマットを洗面台に設置、手元にボディソープ、別の台にバスタオルとおむつ、保湿用ボディローションなどを準備
- 赤ちゃんにお湯をかけながらボディソープを手に取り、上から下、前から後ろへ順番に洗う
- 顔にも豪快にお湯をかけてもOK(目・鼻・耳・口に入っても問題なし)
- 湯船に一瞬浸かってリラックス(可愛い)
- バスタオルに移動させ、下半身を拭いてボディローションで保湿
- おむつを装着(おしっこされないように、早めに着けます)
- 上半身を拭いてボディローションで保湿
- マキロンと綿棒でへそを消毒
- 別の綿棒を出して耳掃除
- 服を着せて完了(ここまでで15分くらい)

滑り止めマットがあると、赤ちゃんがズレにくくて安心たこ〜!
あっという間に一日が終わった

その後、夕食はちょっと豪華なカレーを作りました。
妻が普段あまり作らないメニューだったので、特別感があったようです。
食器洗いや細かい家事も済ませて、ようやく仕事に取り掛かったのは19時半。
本当は昼にやりたかったので、予定よりかなり遅くなりました。
23時以降は、妻の入浴中に赤ちゃんの見守り・抱っこ。
うちの子は夜型なのか23時頃からぐずるので、何度か交代して寝かしつけていました。
そして27時に就寝。時間がまったく足りないと実感した一日でした。

話には聞いていたけど、まさかここまでとはたこ…
退院初日にやって良かったこと、感じたこと
- 役割分担が明確だったことがスムーズな1日を支えてくれました
- 自分が積極的に動くことで、妻が本当に安心して休めていました
- 赤ちゃんは泣くし自分の時間は全然ないですが、とにかく可愛くて幸せです

生まれてきてくれて本当に良かったこ~
これで入院から退院までのレポートが完結となります。次は子育て編へ!
これで、入院初日〜退院初日までの全レポートがひと区切りとなります。
これからは、いよいよ本格的な育児の記録と学びをお届けしていきます!
シリーズ記事はこちら!
病院は涼しいのに外は暑すぎて、こっちが泣きたい気分だったこ~